その違いに気がついたおかげで、必要な部分を分離して習得することができた。上達すればするほど学ぶことが増え、特別な指導を受けることができた。2000年には、日本にて鴻勝舘伝統中国拳術会を創設した。そこでは様々な外家門派を教えている。
次の段階に、もっと深く理解しスキルアップするため、内家拳に注目した。太極拳、形意拳、八卦掌と大成拳(意拳)のさまざまエッセンスを習得するよう同時に学んだ。鍛錬、理解、この新しいトレーニングで全体的に上達した。だが、わいてくる疑問に対しての答えがはっきりしないことに気がついた。しかも内家拳は、深くなればなるほど、不鮮明な部分や矛盾点が多く、本当に理解するまで時間がかかった。その後、珍しい六合八法拳を紹介され、捜し求めていた物が見つかった。六合八法拳は“内家共通点”を紹介する。今までにも数人の六合八法拳の先生から指導をうけたが、最終的に馬老師につき、華嶽希夷門(六合八法拳)の伝統に正式入門をし、修行を受けた。
また、内家武術を理解、説明するように、数年間医学・生理学・生物力学を勉強した。武術と医学の関係性は深く互いを理解することでスキルアップにもつながると考えた。彼の躍進で、内家拳の多くのグレイゾーンを除去することに成功した。これにより、明白で正確な方法を用いて短期間に上達できる可能性を証明した。
2007年、ロバーツは国際六合八法内家拳術会の管理者に任命され、日本六合八法内家拳術学院を創設する許可を得た。ここでは内家拳の全門を教え六合八法拳を専門としている。
まだ若いといえるロバーツ師は非常に多芸な人である。武術への深い理解力、専門的技術や伝統の技を実戦に応用する知識があり、武術教師だけではなく、沢山の武術記事の執筆や、国際的な武術セミナーで講師も務めている。また東洋医学に精通しており、オステオパス師として多くの患者の治療にも努めている。 |