莫其輝

莫其輝は、華嶽希夷門継承者陳亦人に拝師(正式な弟子入り)した。彼は正式弟子六名の内の一人である。陳について十年以上修業し、弟子達の中では、陳と一番長い時間を過ごした。彼は六合八法拳の全伝のみならず、形意拳と八卦掌をも教授された。陳との関係は親子のように親しく、陳から教子(きょうし=弟子)になるよう頼まれた。
莫其輝は内家拳の技巧の細部に渡り、厳格に研究した。彼は知識もあり純粋な系統であるにも拘らず、それを公に知られるのを好しとせず、ただ自己の功夫だけを追求した。
故に継承者として選ばれたのである。現在、莫其輝は教練から退いてはいるが、今でも自分の弟子を育てている。